我が家がインターナショナルスクールに入園するまでの道のり

こんにちは。我が家には三歳の娘が一人います。まだ三歳ですが既に保育園⇒バイリンガル園(日本語と英語の双方を学ぶ)⇒インターナショナルスクール(プリスクール)と三つの園を経験しています。今回はその経緯や決め手についてお話したいと思います。

我が家の教育方針(英語)

まず夫婦ともに英語は話せません。母である私は年少~年長になるまでの三年間、幼稚園での習い事で英会話をしていました。そのおかげかネイティブスピードで話されても聞き取ることはできますが、話すことができません。文法も頭では理解しているものの、”話す”となると別物で簡単な受け答え・旅行がギリギリのレベルです。その為、娘には英語が物心ついた時から日常にあってほしい、常に触れていてほしいとの想いがありました。

また日本の少子化はとても深刻で今後、海外にでて仕事をせざるを得ない状況や日本語を使う人々が減っていくのではないかと考えています。日本生まれ日本育ちの私にとって、日本の文化や言語、規律などを学ぶべきと理解している一方で将来を考えると英語も平行して学んでいく必要があると考えています。現在の日本の小学校・中学校での英語の授業だけでは話せるようになるまでの技術習得は時間数的にも非常に難しく、また”おうち英語”なしの週一回英会話教室等も私はあまり意味がないものだと思っており、現在インターナショナルスクールへ通わせています。

転園となったきっかけ

私は妊娠前からフリーランスで働いており、在宅で働いていました。育休・産休もなく、産後早く復帰しないといけないと焦り娘は五ヶ月になる直前から保育園へ入園しました。まだ離乳食も始まらない頃に預けるのは心苦しく、【五ヶ月 保育園】【0歳 入園】等と何度も調べたりもしました。

ただ、その頃ちょうどコロナが流行っていた時期もあり支援センター等も行けない、情報交換する方もいない日々の中で保育園の存在はとてもありがたく、0歳担任だった先生のことは娘も大好きで今でも覚えています。

そんな大好きだった保育園を辞めるきっかけとなったのが、同じ園に通っていたママ友の「保育園って安いよね、一万円以下だなんて知らなかった」という発言です。きっと彼女は所得によって保育園の料金が異なる事を知らずに発した言葉なのだと思いますが、どうせある程度の金額を払うならもう少し教育に力を入れた質の高い園に預けたいと考えるようになりました。もちろん保育園+幼児教室などの検討もしましたが、先で述べた通り我が家では英語が日常にあって欲しいという考えもあり二歳になる月にバイリンガル園への転園をきめました。

バイリンガル園について

娘が通っていたバイリンガル園は働くママがほとんどで専業主婦の方は1割くらいでした。長期休みがあっても+5,000円程/月で春休みも夏休みも預かってもらうことができ、延長保育は18:00まで可能でした。認可外のため年少にあがるまでの保育料は一律70,000円程(9:00~14:00の場合、年少から幼保無償化の対象になるため半額くらいにまで下がります)でしたが、それでも今まで通っていた園よりは安くて英語も学べるなら、と思いバイリンガル園にしました。

英語の担任に加え、日本人の保育士資格のある先生が一クラスにつき一名程いて(低年齢になると3名等もありました)、まだ言葉で説明できない2歳の娘にはとても心強かったです。2歳~3歳までこの園にいたのですが、色や動物、形や歌等多くのものを英語で覚えてきました。ここまでのレベルであればどんな家庭でも英語のおもちゃやyoutubeでも対応できると思います。(与えるだけ・かけ流すだけ、ではなく親の付き添いが必要かと思いますが)我が家は保育園代が安くなった+家で英語環境を与えなくても英単語を自然に覚えてきたという点でこの園を利用して良かったと思いました。

突然のインターナショナルスクール探し

夫婦ともに特に不満なくバイリンガル園で過ごしていましたが、ある日のお迎えで年長の男の子が「This is 光ってる」と言ったのを耳にしました。私はバイリンガル園であっても年長くらいだと自然に英語が出るものだと思ってたのです。完全に違いました。これでは週一回の英会話に通っているレベルで止まってしまうと思い、急遽他のインターナショナルスクールを探すことにしました。

まずは同じバイリンガル園から転園した子のいるインターナショナルスクールへ見学にいきました。のちに娘はここへ通うことになります。このインターナショナルスクールには日本人の先生はいません。(一名日本語も話せるので、意思をくみ取ることもできるし保護者との会話は英語でも日本語でも対応してもらえます) トイトレも完了し、おおよそのことは自分で出来るようになってきた頃だったので日本人保育士の必要性はあまり感じず、とにかく安全面重視で日中過ごす環境や外出について多く質問しました。またその時にいた子どもたちの英語力を見ようと、近づいてきた子どもたちに拙い英語で質問したりもしました。先生の早いスピードで話す内容を理解し、英語の文章できちんと返事して、会話が成立しているという今まで通っていたバイリンガル園ではありえない光景がそこにはありました。その状況を見て私はこちらへの転園を即決しました。もちろん長期休みや金額面等悩むところもありましたが、子どもへ出来るだけ環境を整えたいと考えていたので私の仕事を調節する、ということでこちらに入園を決めました。

英語力の伸びについて

二歳~三歳(バイリンガル園):家で教えなくても、英語の単語がとても増えマザーグースを覚えて帰ってくるので、その曲をyoutubeで流すようにしていました。とはいいつつも日本語の吸収力がとても早く、日本語が上達する一方でした。私自身、バイリンガル園へ通っていれば自然と英語も身につくでしょうと考えて家ではほとんど英語の取組はおこなっていませんでした。

三歳~現在(インターナショナルスクール):英語の単語は覚え続けていて、園生活で使う決まった文章はほとんど覚えた様子。遊びでも英語を使いだし、家に同じ園のお友達がくると英語を話しながら遊んでいます。(それでも日本語メインですが)何より英語への興味がより一層湧き出した様子で、日本語で新しい言葉を知ると口癖のように「英語では何ていうの?」と聞いてきます。All englishの環境は彼女にとって英語が嫌いになるきっかけになってしまわないかと不安がありましたが、不要な心配でした。また、英語に前向きになったことから我が家ではyoutube kidsを使用し、私が英語の動画のみ再生を許可しています。園以外の人とも英語で話す経験をして欲しくてオンライン英会話も始めましたが、話していることは理解している様子で終わった後も毎日やりたいという程、楽しかった様子でした。また私自身の意識も変わり、外注しているだけでは上手にならないということをバイリンガル園で実感したため、英語力維持・向上のために夏休み等の長期休みには英語でのイベントに参加したり毎日オンライン英会話を取り入れたりする予定です。

最後に

我が家は公立小学校を検討しているため、小学校での英語維持が課題になりそうです。そのためには我が家の環境を英語にしておく、オンライン英会話を始めておく、英語でのyoutubeを娯楽にしておく等できることは早めに行うよう心がけています。インターナショナルスクール卒業までの三年間で英語力をどこまで上げられるか、どこまで英語の環境を用意できるか親の役目だと思ってます。

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